盗聴器の種類
盗聴器は現在、誰でも手軽に入手することができます。価格も数千円のものから数十万円もするものもあり、その種類はさまざま。その盗聴器、大きく分けると直接式盗聴器と間接式盗聴器の2種類があります。
直接式盗聴器とは、壁越しに隣の部屋の音を直接盗聴するもので、コンクリートマイクなどがそれにあたります。
間接式盗聴器とは、有線や無線などを利用して離れた場所で盗聴する機器です。間接式盗聴器には、さらに以下のような種類があります。
・有線式盗聴器〜室内などに設置した盗聴器から線を延ばし、屋外で盗聴するタイプ。無線に比べて盗聴の音声がクリア。
・無線式盗聴器〜室内などに設置した盗聴器から、無線で盗聴電波を飛ばし、離れた場所で盗聴した音声を聞く、最も一般的なタイプの盗聴器。有線式盗聴器に比べて音質は劣る。
・電話盗聴〜電話機や電話線に盗聴器を取り付けて電話の会話を盗聴。
・電磁波盗聴器〜周辺機器から発せられる微弱の電磁波から情報を盗む。
盗聴器の種類の中で圧倒的に多いのは無線式盗聴器。デザインもコンパクトで高性能のものが多く、プレゼントされた品物の中に埋め込まれていたり、引越し先の住居に設置されていたりすることもあるので、注意が必要です。