盗聴発見器「盗聴器発見器」
盗聴発見器とは文字通り盗聴器を探し出す機器のこと。盗聴発見器は、盗聴器が発する電波を探知して盗聴器を発見するシステムになっています。
盗聴器から発される電波は、いずれも電波法に抵触しない範囲内で発されています。電波法では、免許を取らないで使用できる周波数帯が厳密に決められており、これらを超えた機器は、使用することはおろか、販売するだけでも処罰の対象になります。つまり、盗聴器が発する電波はある程度決まっており、そうした周波数のみをチェックすれば、大多数の盗聴器に対する対策はできてしまうというわけです。
盗聴発見器は大きく分けて2種類あります。一つは盗聴器発見器。これは周囲の電波を受信し盗聴器があるかどうかを判断、電波強度のレベルメーターで盗聴器までたどり着き、盗聴器の場所を特定することによって探し出します。
盗聴器発見器は、表示方法や基本的な受信部の受信感度などによって、数千円のものから数万円するものまでさまざま。安いものの中には、コンパクトなデザインで、女性がカバンから取り出しても違和感のないものもあります。高価なものは受信回路も洗練されていて、外部アンテナに指向性の高いものを接続することのできるタイプも。
盗聴器発見器は、高性能でも使い方が簡単なものが多くあり、自分で盗聴器を発見したい人にはオススメの機器と言えます。
もう一つの盗聴発見器はワイドバンドレシーバー。これについては次の項でご紹介します。