盗聴器の設置場所「一般家庭で」
盗聴の被害が年々増加している現在、盗聴器発見業者の報告によると、盗聴器の設置場所がある建物として最も件数が多いのは、一般家庭とされています。この設置場所がある建物の順位、以下、ホテル・オフィス・風俗店という順番ですが、実際には一般家庭とホテルだけで設置場所全体の50%以上を占めているそうです。
また盗聴器が一番多く設置される地域はというと、やはり東京都。2位埼玉、3位神奈川、4位大阪、5位千葉と、いずれも大都市を抱える地域です。
盗聴器の設置が一番多かった一般家庭では、どのようなところが設置場所となっているのでしょうか。
・ACコンセントの中
・AC延長コード
・普段見ない場所(タンスや棚の裏、鴨居の中、押入れの上、台の下の隙間など)
・電化製品の中(置時計・カセットラジオなど)
・テレビやデッキなどの裏
・テレビやテレビのリモコンなど
・エアコン
・目覚まし時計、ぬいぐるみ、電卓
・花瓶の中
・電話器周辺
・照明器具
・ベットなどの家具
・モジュラージャック
・携帯電話(プリカ)
また、電話の場合は、
・電話機の中
・壁の電話モジュールの中
・延長モジュールの中
・外部のヒューズボックスの中
以上のようなところが考えられます。
盗聴器は意外に身近な人が設置することが多いようです。例えば、恋人がプレゼントしてくれたぬいぐるみに盗聴器が入っていたなどということもあります。また、新しいマンションやアパートなどに引越しするときなども、注意したいですね。